メルセデスGLBはシカクいデザインが新鮮な3列シートのSUV。GLCに届きそうな価格が悩ましい
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:メルセデス・ベンツ日本 51
掲載 更新 carview! 文:河口 まなぶ/写真:メルセデス・ベンツ日本 51
メルセデス・ベンツのコンパクトモデル群に新たなモデルが加わった。それが「GLB」と呼ばれるSUVモデルだ。今回はスペインのマラガで開催された国際試乗会から報告する。
メルセデス・ベンツには既に「Aクラス」「Aクラスセダン」「Bクラス」「CLA」「CLAシューティングブレーク」という新世代コンパクトモデル群があるが、新型GLBもこれらとアーキテクチャを共用する。とはいえシリーズ唯一となる3列シートの7シーターモデルなので、新世代コンパクトの中では最も大きなボディサイズをもつ。
3サイズは全長4634×全幅1834×全高1659~1663mmとなる。これは1クラス上の「GLC」よりも一回り小さい程度のサイズだ。ホイールベースは2829mmで、これもGLCより約40mm短い程度で、同じコンパクトのBクラスよりも約100mmも長く設定されている。そこに3列7シーターがアレンジされているわけだ。
外観デザインはこれまでとテイストをやや異にしていて、GLBはボクシーな印象が強い。顔つきもライトやグリルなどにスクワークル(四角だけど角は丸い形状)を用いて可愛らしい雰囲気を醸し出している。また全幅と全高の関係からか、他のモデルのようなワイド感を狙うというより、縦長のSUVデザインになっている。
一方でインテリアは基本的にBクラスと共通に思えるが、助手席側のダッシュボードやドアトリムにアルミパイプのようなディテールを与えたほか、センターコンソールのタッチパッドの後ろにはGLBならではのパームレストも用意される。
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